日本は「Shopper」にとって買い物天国ともいえる国であり、完璧な顧客サービスや生活消費財の豊富な製品ラインナップなど、小売業界のレベルの高さは世界的にも知られています。近年、顧客接点の多様化やオフラインとオンラインをつなぐサプライチェーン、買い物において”無限”の選択肢をもった消費者の情報感度の向上などに伴い、CPGのマーケターや小売企業が日々行わなければならない意思決定は、これまで以上に複雑になってきました。また、日本の小売企業やサービス提供者は、少子高齢化による労働力の減少という深刻な課題に直面しており、効率を高めて事業を運営することが喫緊の課題となっています。
我々のミッションは、こうした日本の小売業界におけるチャンスと課題の特性を理解しながら、セールス、マーケティング、データサイエンティスト、アナリスト、プロダクトエンジニアリング、そしてインフラのプロフェッショナルからなる多様で有能なチームを率い、カタリナ マーケティング ジャパンがお客様にとって最高のパートナーであり続けるようにすることです。私たちは現在、比類ない資産である消費者の購買行動データと、高度な分析および正確なターゲティングを実現する技術を組み合わせ、リアルタイムかつクラウドベースなコアプラットフォームの機能向上を推進しています。そして小売企業の自社アプリ強化を支援する”オールデジタル”ソリューションを構築するとともに、日本における主要ブランドとの提携を強化しています。
この唯一無二のエコシステムによって、私たちは、何百万人もの消費者による何億件もの購買データの可視化を実現しています。この技術を実用的なビジネスインテリジェンスとマーケティングソリューションに変え、小売企業やメーカー、デジタルパブリッシャーへ提供し、それぞれの顧客満足度の向上を支援します。
2019年 8月
代表取締役社長 Brett Wayn (ブレット・ウェイン)
<代表経歴>
オーストラリアで医師免許取得後、テレビ、インタラクティブマルチメディア、インターネットのキャリアに転向。
APAC、EMEA、米国のテクノロジービジネスにおいて幅広い営業経験を有する。2001年から2004年にかけてドコモAOLの最高執行責任者(Chief Operating Officers)として日本に滞在。2008年からはサンフランシスコに居住し、シリコンバレーにあるマイクロソフトやヤフーのシニアエグゼクティブロールに従事。ニュージーランドのAPN News&Mediaや、サンフランシスコとニューヨークのHearst Newspapersでトランスフォーメーションコンサルタントとして勤務し、デジタルトランスフォーメーションプロジェクトやプリントメディアの主要な製品リニューアルに携わる。
最近ではSocial Finance, Inc.でfintech業界のモバイルコンテンツの企画開発に重点を置いたエグゼクティブとして活躍。
2018年12月、カタリナ マーケティング ジャパンに入社し、その後最高執行責任者(Chief Operating Officer)を経て、2019年8月末より現職である代表取締役社長(President and CEO)に就任。